21 5月

「ヒナドリの姿になごむ」

ある建設現場を訪れた日の出来事…。
下り坂で側道に近づいた時、草村で雛数匹の世話をしていた親鴨が人の気配を感じ、びっくりして、紫陽花の里の奥の方に逃げていった。私も何が飛び出してきたのかとびっくりした。その後、側道をよく観ると取り残された10数匹の雛鳥が側道で右往左往している。びっくりさせてわるかったなぁ~と思い、その光景にしばし心をうばわれ、自然の出来事に心がなごんだ。後で、聞くところによると農薬を使わないで、鴨を使って、米を作っていた時の『鴨』かもしれないということであった。
安全な食べ物が遠のいていく時代を感じるが、生きるに大切な米作りなどにこだわって生きる仲間に心を寄せて、帰路につく。そんな仲間にかこまれて生きる私はしあわせだ。